Union tsurukawaHi210808





職場復帰で和解成立!
 
2022年6月、27年間雇用された常勤講師の雇止めに関して、東京高裁からの勝利判決が確定し,その後5ヶ月にわたり、職場復帰を前提とした和解交渉を積み重ねて来ました。 2022年度10回目となる11月18日の団体交渉にて学園との最終合意に至り、11月28日、中央労働委員会にて和解協定を結ぶことが出来ました。みなさまからの厚いご支援に感謝申し上げます。

和解内容は、主に3点です。
@A組合員は正規雇用である「専任教諭」として2023年4月に職場復帰する
A組合員の職務(担当授業・クラス担任・校務分掌・部活動等)については、各
  組合員の希望を聴いて決定し、一切の組合差別を行わない
B組合、私教連及び学園は、今後の団体交渉において労働組合法に違反しない
  ことはもとより、相互信頼の精神と信義誠実の原則に則り対応する
今後、まだ解決に至っていない4名の組合員の60歳誕生日定年後の再雇用についても解決の交渉を行うことになっています。全面解決に向けて力を尽くします。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
                          





和解協定書 第1項より
組合、私教連及び学園は、学園が私立学校法に基づく公教育を担う学校法人であり、教育機関として法令の遵守と人権の尊重が重要であることを認識し、憲法で保障され労働基準法や労働組合法等に規定された諸権利を尊重するのはもちろんのこと、教育が教育事業主のみならず現場の教職員、保護者、地域、生徒との信頼関係の上に立ち、その共同の力で成り立っていることに深く思いを致し、豊かな教育実践を実現するためには、何よりも労使間の相互協力による健全な労使関係を構築することが必要不可欠であることを相互に確認する。




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